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《旧鹿野公民館 まるごとペインティングアート》

2022.06.24

鹿野地区の住民や小中学生などが参加し、旧鹿野公民館でペインティングイベントが行われた。鹿野総合支所の建て替え場所となっている旧鹿野公民館。1967年に建設され、地域住民のふれあいの場として利用されてきた。ペインティングイベントは解体前の公民館の壁面などに絵を描くことで、子供たちに地元への愛着や誇りを持ってもらおうと企画された。

テーマは「つながれてきた歴史・鹿野の絆」。壁一面は鹿野の清流をイメージした水色で塗装し、アユやカニを描く。3階の窓には鹿野の四季折々の季節を描く。

鹿野中学校の生徒7人は「鹿野の森アート」をテーマに木や人、動物のシルエットを描いた。木には最終日に鹿野住民の手形で葉っぱ模様をつけ完成させる。参加した中学生は「この公民館が解体される前に、みんなに綺麗だなと見てもらえたら。なかなか出来ないことなので、ずっと憶えておきたい」と話す。

鹿野小学校の全校児童53人は油性ペンや水性ペンを使い、窓に自分の似顔絵を描いた。窓に描くという初めての経験に子供たちは楽しみながら取り組んだ。参加した小学生は「いい思い出になった。描くことや色塗りが楽しかった」と話す。また応接室では鹿野こども園の園児7人がペイントローラーを手に「鹿野の草原」を描いた。

お披露目会には多くの地域住民が集まり、手形アートやインスタスポットアート、水風船を壁に投げるペインティングボールアートを楽しんだ。

まるごとペインティングアート実行委員会の倉冨洋介会長は「子どもたちがめちゃくちゃ楽しそうにやって素敵な作品に仕上がった。少ない期間でこれだけのことが出来たので、今からの鹿野の未来はまだまだ捨てたもんじゃない。たくさんの人が訪れる地域づくりをやっていきたい」と話した。

この記事の内容を番組でお伝えしています。

番組名 gyutto(ぎゅっと)

放送期間 6月20日(月)~26(日)

放送時間 ①7時 ②12時 ③18時 ④20時30分

チャンネル 12

アナウンサー 井上華織 木村修太郎

制作 シティーケーブル周南 新周南新聞社 WAVE

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