和田地区の三作神楽が10月8日(土)と9日(日)に山口市で行われる日本の祭りinやまぐち2022に出場する。
三作神楽は和田地区に1300年以上前から伝わる伝統芸能で、6年に1度地元の河内社に奉納されてきた。
昭和45年に地元有志を中心に保存会が結成され、「神楽を永久に伝承すること」を目的に活動している。日本の祭りinやまぐち2022は、「つどえ、維新の地やまぐちへ 世界へ広がれ、祭りの力」をキャッチコピーに10月8日(土)と9日(日)に山口市のKDDI維新ホール等で開かれる。県内各地で受け継がれる伝統芸能の素晴らしさを発信し、国内、国外から招かれた伝統芸能の魅力を楽しんでもらうことで、次世代へ残す大切さを伝える。
三作神楽は10月9日(日)の舞台に出演し、23の舞の中でも難易度の高い三方荒神の舞を披露する。天井に吊るされた綱を舞手が駆け上り、逆さになって歌詞を唱えて下る姿は見る人を興奮させ魅了する。
本番に向けて保存会では舞手たちが最後の追い込みに励む。三作神楽保存会の佐藤貴志会長は「山口県での開催ということで、身も心も引き締まる想いで練習に励んでいます。山口県周南市に三作神楽あり!を伝えるために、力の限り躍動します」と意気込む。
日本の祭りinやまぐち2022
日時 10月8日(土)・9日(日)
メイン会場 KDDI維新ホール(山口市)
※メイン会場への観覧申し込みは応募終了
サブ会場 中央公園(山口市)
関連イベント ルネッサながと(長門市)9日(日)のみ
公式ホームページ
取材依頼、地域の情報など気軽にお寄せください。
ccstv@ccsnet.ne.jp