今月１６日から３１日まで海上保安庁が実施している「海の事故ゼロキャンペーン」に合わせて、徳山海上保安部が合同安全啓発活動を行った。徳山海上保安部では出動式が行われ、藤井律子市長と徳山海上保安部の椎木紀文部長、海上安全指導員らが出席した。また、ヨット部で活動する光高等学校２年生の内山昴さんと聖光高等学校３年生の岩崎皇雅さんが一日海上保安官に任命された。一同は巡視艇に乗って海上を見回り、停泊中の船舶や遊漁中のプレジャーボートに対し海難防止を呼びかけた。内山昴さんは「船長の伝達の的確さがすごくて、自分もそうなれたらと思った」。岩崎さんは「地域の人が反応してくれると、嬉しくてやる気が出るので良い経験でした」と話した。徳山海上保安部交通課の米本淳一課長は「これからマリンレジャーが盛んな季節になる。海水浴は管理された海水浴場で遊泳を楽しんで。プレジャーボートで釣りをする人は天気予報を確認し、エンジンの点検をしっかり行ってほしい」と呼び掛ける。「海の事故ゼロキャンペーン」は今月３１日まで実施され、期間中は船舶への呼びかけや事業所と協力した周知活動などが行われる。

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