広島東洋カープで活躍した、和田地区出身のプロ野球選手津田恒美さんの記念品の展示が、和田市民センターで始まりました。津田さんは、南陽工業高校時代に甲子園に出場。社会人野球を経て広島東洋カープに入団、新人王に輝くなど活躍を見せますが、病気のため32歳という若さで亡くなりました。展示が始まった記念品は、津田さんの生家に所蔵されていたものです。地元コミュニティ団体「和田の里づくり推進協議会」にユニフォームや賞状、トロフィーなど45点が寄贈され、うち7点が展示されています。展示の初日には、地区住民が集まりお披露目会が行われました。和田の里づくり推進協議会の佐藤貴志会長は「津田さんの人間的魅力を和田地区の人が語り継いでいく」、南陽工業高校野球部元監督の坂本昌穂さんは「津田は天国で大喜びしているだろう」と挨拶しました。記念品は今後、年に1度入れ替えを行いながら展示されます。
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