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夏の終わり告げる伝統行事 須々万八朔祭り

2024.08.30

周南市の無形民俗文化財に指定されている須々万地区の「八朔祭り」が行われ、大名行列や網代神輿が練り歩きました。この祭りは飛龍八幡宮境内にある菅原神社の例祭で、疫病退散や五穀豊穣などを願って毎年8月25日に最も近い土曜日に行われています。境内では子ども神輿や婦人会の踊りなどが奉納され、祭りの雰囲気を引き立てていました。来場者は「賑やかで人が多く楽しい。屋台もお神輿もある」と楽しんでいる様子でした。午後8時を過ぎると、菅原道真公ゆかりの大名行列が神社に到着しました。馬に乗った大行司、小行司を中心とした総勢72人の一行が参道をゆっくりと歩きます。祭りの最大の見どころである網代神輿では「裸」と呼ばれる白装束の友国・錦市若連中の人たちが勇猛果敢に神輿を引き回し、訪れた人たちの注目を浴びていました。須々万八朔祭り保存会の中村洋一会長は「地区の祭りとして定着しているのだから、それを続けていく。責任と義務という思いで取り組んでいく」と話しました。多くの見物客で賑わい、華やかで熱気に包まれた夜祭りとなりました。


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