児玉町のシャトレーゼやコーヒーボーイが入る建物の2階に今年6月にオープンしたコミュニティカフェスペース「こだまテラス」。店内の壁の一部を展示場所として活用したギャラリーが開設されました。こだまテラスはカフェスペースやキッチンなどを借りることができる施設でカフェやワークショップなどに利用できます。開設されたギャラリーは店内の壁の一部を展示場所として利用したものです。8月にアートのイベントを開催した際「人と人がつながる場所」という施設のコンセプトと芸術との親和性が高いことや長期間の展示を希望する声が多かったことなどをきっかけに開設されました。アーティストの活動をサポートする事業者を通じて作品の展示と店頭販売の委託ができます。現在は障害のある作家の作品を専門に取り扱う団体によるパラアートの展覧会が開催中で、岩国市在住の「hana-taba」さんのデジタルアートが展示、販売されています。障害のある作家の活動を支援する、一般社団法人 七福 松村瞳代表理事は「障害のある方の作品が地域社会に循環していけるきっかけの場所となるので、支援者としてもとても嬉しい」と話しました。こだまテラス 牛野由美子店長は「『人と人が集まってつながる』というコンセプトで生まれた場所なので、アートに触れたりカフェを利用してもらって癒やされて、みなさんに愛される場所になってほしい」と期待を寄せました。こだまテラスでは貸し出しのない日はコーヒーやお茶などのドリンクの提供を行っているということです。1階のシャトレーゼ徳山店で購入したケーキを持ち込んで食べることもできるそうです。こだまテラスの営業時間は10時から18時30分。火曜日が定休日です。
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