毎年9月23日は「手話言語の国際デー」です。周南市ではブルーライトアップ点灯式が行われ、駅前が青色に染まりました。手話言語国際デーは手話言語が音声言語と対等であることを認め、手話言語について理解を深めてもらおうと、2017年に国連総会で決議され今年で7年目になります。世界ろう連盟は手話言語に関するイベントを2018年から開催しており、近年はそのイベントに加え、連盟のシンボルカラーである青色でライトアップする活動が世界各地で広まっています。今回のライトアップは、周南市聴覚障害者協会が周南市に働きかけ実現しました。設置された小型ツリーが青色に照らされ、点灯式に参加した人はツリーの前で写真撮影を行い、点灯を心から喜んでいました。参加者は「去年は行けなかったので今年は参加したいと思って来ました。こんな素晴らしい点灯式は初めて。手話に関心のある方はぜひ勉強を進めてもらえると嬉しいです」と話しました。周南市聴覚障害者協会の塚原辰彦会長は「聴覚障害者とのコミュニケーションにも様々ありますが、その中でも手話という言語があるということを知ってもらいたい。音声言語だけの社会が一般的だと思いますが、手話を使う私たちにとっては生きにくい社会です。手話も目で見る言語としてあるということを知ってもらいたいです」と呼びかけました。ライトアップは9月末まで行うということです。
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