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自動運転EVバス 実証運行始まる

2024.11.05

11月1日から市内の公道で自動運転のバスを走らせる実証運行が始まっています。公共交通の運転士不足に対応しようと、山口県と周南市、防長交通などの民間事業者が連携して自動運転によるバスの運行を目指しています。今回運行するのは、電気で走る自動運転のバスです。JR徳山駅前と徳山動物園の間を時速18km程度で走行します。乗客の定員は9人。運転手はいますが、発車、停車、右左折などは自動で行う「レベル2」の自動運行です。先月25日には村岡知事をはじめ藤井市長などが出席して出発式と乗車体験が行われました。藤井市長は「公共交通を守っていくことは厳しい状況にあるので、色んな所で横展開できて、色んな人が利用できる環境になれば」と期待を寄せていました。この乗車体験は徳山工業高等専門学校でも行われ、学生や家族連れなどが試乗していました。試乗した男性は「なめらかで乗りやすかったです」と話していました。実証運行は12月20日まで行われていて、誰でも無料で乗ることができます。徳山駅と徳山動物園のルートを毎日午前9時から午後4時台に運行しています。日・月・火曜日は予約不要ですが、そのほかの曜日は予約した人が優先的に乗車できます。この自動運転EVバス。将来的には完全自動運転の「レベル4」を目指します。


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