住吉中学校の2年生たちが、県の郷土料理けんちょう作りに挑戦しました。家庭科の授業にあわせて行われたけんちょう作りは、周南市食生活改善推進協議会が県の委託を受けて昨年から取り組んでいるものです。周南市食生活改善推進員、通称ヘルスメイトのメンバーが講師となって、山口県に伝わる郷土料理けんちょうを作ります。エプロン姿の生徒たちは野菜をカットすることからはじめ、けんちょうづくりの一通りの流れを体験しました。大根、人参、生揚げなどを使って作るヘルシーな料理で、野菜が多く摂取でき、塩分も控えめで、生活習慣病予防に役立ちます。包丁の扱い方などを丁寧に教わりながら、グループごとに完成を目指しました。ヘルスメイトは「普段、お家ではそんなに食べられない、郷土料理は。いいお料理がたくさんある。伝統の味を伝えていけたら」と話しました。生徒たちは「協力して何かを作るのが楽しい。文化をつないでいくのが大切」と話しました。住吉中学校では昨年に続いての授業で、前回は同じく山口県の郷土料理つしまを作りました。野菜を鍋に入れ、出汁と調味料を加えて煮込んだら完成です。出来上がったけんちょうは全員でいただきました。
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