新春恒例の消防出初式がゼオンアリーナ周南で行われました。周南市の消防出初式は、消防職員や消防団員の士気を高め、防火・防災意識を新たにしてもらおうと、市や消防団、消防本部などが合同で行っています。会場には消防職員、消防団員、幼年消防クラブ、コンビナート企業の自衛消防隊などおよそ640人が集まりました。式典では山本亜希広消防長が「近年全国で自然災害が頻発し、消防に期待される役割は大きなものとなっている。市民の安全安心を確保すべく、消防力の充実強化が求められています」と挨拶。続いて八木計二消防団長が「消防団は地域の要です。地域住民の支えとなり、郷土愛の精神で尽力します」と挨拶しました。昨年周南市内で発生した火災件数は38件で、前年の54件から減少しました。一方昨年の救急件数は8082件で、前年の7996件から増加しました。式典の後は屋外で救命訓練の披露や、消防団員や消防車両の行進、人力による腕用ポンプの一斉放水などが行われました。訪れた人たちが写真におさめたり、拍手を送るなどして会場は賑わいました。
■ニュースを動画でご覧ください。
地域の情報などお寄せください。
ccstv@ccsnet.ne.jp