周南市に映画館が帰ってきました。休館していたシネマ・ヌーヴェルがリニューアルオープンしました。オープン初日となったこの日、待ちわびた映画ファンが早速映画を楽しみました。周南市には1990年頃には市街地に6つの映画館がありましたが、近隣にできた大型の映画館やデジタル化などで施設運営が困難になり次々と撤退、2012年にテアトル徳山が閉館すると常設の映画館が無くなりました。しかしその後も地元の有志による単発の映画の上映が続けられてきました。そうした活動が実を結び、周南市に映画館を復活させたいと運営協議会が立ち上がり、映画館復活の後押しになりました。オープンの前日、多くの報道陣が集まる中記者会見が行われました。支配人の山門功さんは「自分がこの会社でやりたかったこと=映画に大橋さん長澤監督に賛同してもらえた」と話していました。運営協議会代表の大橋広宣さんは「徳山に映画館を復活させたいとの思いで2009年から映画祭をやってきました」と話していました。映画監督の長澤雅彦さんは「地域貢献を大事に、このエリアを盛り上げていきたい」と話していました。再開したシネマ・ヌーヴェルでは、1日3作品を各回入れ替え制で上映し、作品は2週間ごとに変えていくということです。
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