鹿野産の素材を生かした「おはぎ」が、3月14日の満月の日にあわせ「満月おはぎ」として発売されました。「満月おはぎ」は鹿野渋川地区でかしわ餅やこんにゃくなど様々な加工品を作るしぶかわ工房が、周南地域地場産業振興センターや周南農林事務所のサポートを受けてパッケージ化した商品です。これまでもおはぎの生産は行っていましたが、商品の魅力を高めるためにネーミングを行い、満月の日に合わせて発売しました。材料には渋川地区で栽培したもち米「マンゲツモチ」が使用され、舌触りがなめらかで、柔らかく、よく伸びる特徴があります。道の駅ソレーネ周南で行われた販売会では、多くの買い物客が関心を示し、買い求めていました。しぶかわ工房を営むのは70代から80代の女性たちが中心で、担い手の不足が心配されていますが、お年寄りたちが元気に働いています。今後、販路をJA菜さい来んさいや、スーパー、道の駅ソレーネ周南に広げていく予定です。しぶかわ工房の野村三惠子さんは「お土産として面白いかなと思って作りました。手作りなので、人にあげられてもいいですし、お土産にしてもいい。昔ながらの味で作っていけたらいいなと思います」と話していました。
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