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漁師の会社「大兵食品」が農林水産大臣賞を受賞

2025.03.27

全国青年・女性漁業者交流大会に山口県代表として出場した会社が「農林水産大臣賞」を受賞しました。受賞したのは、現役の漁師が運営する水産加工会社「大兵食品」です。この交流会は、日頃の研究や実践活動を発表し、参加者の交流を通じて情報共有をすることで、水産業・漁村の発展と活性化に繋げることを目的に開かれています。大兵食品は、しゅうなんブランドにも認定されている「周防はも」や「周南たこ」などの漁獲・加工・販売までを手がけています。令和5年3月に漁港のすぐそばに加工場を新設し、「漁師の鮮度」をウリに商品を製造しています。交流会では、加工から販売までを行う6次産業の取り組みが評価され、全5部門のうち、流通・消費拡大部門において、最高位となる「農林水産大臣賞」を受賞しました。この日は、はもの廃棄部分を最大限に活用した新商品や試食などを持参し、はもかつバーガーを試食した藤井市長は、「はもの身が柔らかく、とても美味しい」と感想を述べていました。合同会社大兵食品の原将明さんは「6次産業は各地でやられていますが、なかなか形にできないので、それを形にしてステップアップしていったのが評価されたのだと思います。漁師なのでしっかり漁に出て、漁師の方もしっかり頑張りたいです」と話していました。商品は道の駅ソレーネ周南や地元量販店、各種イベントなどで購入することができるとのことです。


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