岐陽中学校の生徒が美術の授業で制作した店舗包装紙が、実際に店舗で使われることになりました。実際に包装紙が使われる店舗は、自転車販売店のナスティです。包装紙をデザインしたのは3月に岐陽中学校を卒業した大和珠乃さんで、3月24日、包装紙を納入しました。大和さんは、お店のロゴに合うように自転車のチェーンをイメージしたデザインを取り入れ、実際にお店を訪れ現地取材から始め、およそ半年間かけて完成させました。岐陽中学校では、5年前よりデザインの力で地域貢献の実現を目指し、徳山夏祭りのうちわや店舗包装紙を制作するなど、様々な取り組みを行っています。今回は周南市内の7店舗の包装紙を制作し、ちゅうでん教育振興財団からの助成金を受け、各店舗にA1サイズの包装紙500枚を納めました。制作された包装紙は、小物やプレゼントの包装紙として活用されるということです。包装紙をデザインした大和珠乃さんは「もともとかっこいいロゴなので、その良さを残して自転車屋さんらしさが出るようにデザインしました。これからも美術との関わりを忘れずに暮らしていきたいです」と話していました。
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