下松市に新斎場「想い出の杜ホール」が完成し式典が行われました。これは昭和46年から運用されている御屋敷山斎場の老朽化と、今後見込まれる火葬件数の増加に対応するため、下松市、光市、周南市で構成する周南地区衛生施設組合が建設を進めていたものです。これまで御屋敷山斎場では無料で利用できましたが、新しい斎場では有料となります。新斎場は、鉄筋コンクリート造りの2階建てで、延床面積は4,062平方メートル。総事業費は約62億円です。施設内には、これまでよりも骨をきれいに残せる火葬炉が8基有り、1階には、告別・収骨室、簡易な葬儀ができる多目的室。2階には待合室、ヒーリングガーデン、授乳室、キッズスペースなどの部屋が配置されています。また、既存の緑地を活用した「想い出の森」には、車いすでも利用できるハーブガーデンや木漏れ日テラスがあります。國井益雄下松市長は「素晴らしい施設でお見送りができるということも3市にとってうれしいことなので、ご協力いただいた方々に感謝申し上げます」と施設の完成を喜んでいました。新斎場の供用開始は4月1日から。営業時間は、午前10時から午後6時までです。
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想い出の杜ホール
【場所】山口県下松市大字末武下680-4
【問い合わせ】株式会社想い出の森斎場 TEL0833-44-7966
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