周南緑地にあるサッカー場がリニューアルしました。周南市では昨年から周南緑地内の整備を進めていて、運動施設や駐車場などの工事を行っています。サッカー場の整備は昨年7月から行われ、3月に完成しました。広さは8500平方メートルで、大人用のコートだと1面、子ども用だと2面取ることができます。これまで土だった地面は人工芝にリニューアルしました。人工芝の充填材には、環境に配慮したヤシ殻やトウモロコシの芯などの天然素材が使われています。コートは水はけがよく、雨天でも利用できます。地域産のヒノキを使った観覧席が新たに設けられ、車いすで観覧できるスペースも確保されています。3月30日に行われた記念式典には藤井市長や公園を管理する会社の代表、市内の少年サッカーチームなどが集まり完成を祝いました。施設の概要などが説明された後、キックインセレモニーが行われ、市長と少年サッカーチームの4選手がコートにボールを蹴り入れました。藤井律子周南市長は「地域の皆様に愛され、このグラウンドで育った選手が世界に羽ばたいていくもとになれば嬉しい」と話していました。市内の少年サッカークラブの選手たちは「きれいだしもっといきいきできると思います」「とてもきれいでプレーしやすそうだと思いました」と話していました。4月5日にはリニューアル記念イベントが開かれ、約200人の親子が参加しました。参加者はトップアスリートに教わりながら、楽しく体を動かしたり、サッカーやラグビーなどの球技を体験していました。周南緑地の整備は、2027年3月末までに、テニス場や陸上競技場のリニューアルや新しい水泳場の建設などが予定されています。
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