春の高瀬を満喫できる恒例のクィーン祭が、高瀬集会所周辺で開かれ多くの家族連れで賑わいました。「高瀬の旬をクィーン祭」は、旬の食べ物を味わったり、豊かな自然に親しみながら、高瀬地区の魅力を満喫してもらおうと、毎年この時期に開催されています。会場には様々な模擬店が並び、タケノコや山菜といった春の味覚や特産のお茶、味噌、こんにゃくなどが販売され、買い物客で賑わいました。和田小学校PTAによるバザーでは、雑貨や絵本、おもちゃなどが並び、訪れた人たちが掘り出し物を探していました。会場に隠された文字を探す「探してみん祭」は、楽しみながら地域のことを知ってもらおうと今回新たに企画されたもので、参加した親子が会場を巡りながら文字を集めてキーワードを完成させていました。焼き鳥やカレー、ジェラートなどの出店もあり、訪れた人たちは思い思いに楽しんでいました。訪れた人は「和田の魅力が伝わってきてよかったです」「食べ物が美味しいし、みんな明るいので楽しいです」と話していました。高瀬の旬をクィーン祭実行委員会の山根寛実行委員長は「平成元年から続いているイベントなので、これからも竹のようにまっすぐ伸びていけるイベントにしたいです」と話していました。この日はあいにくの雨でしたが、新鮮な野菜などを求めて多くの人が朝早くから会場を訪れたということです。

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