地域のお祭りで使うお米を、地域の人たちの手で育てようと、周南市の長穂地区で田植え体験が行われました。この取り組みは、長穂夢プラン実行委員会が主催したもので、地域行事の餅つきや餅まきで使う「もち米」をみんなで育てようと始まり、今回が3回目の開催です。この日はあいにくの天候となりましたが、地域の住民およそ20人が参加し、広さおよそ5アールの田んぼに横一列に並んで、苗を1本ずつ丁寧に植えていきました。初めて体験するという参加者も多く、子どもたちは泥の感触を楽しみながら、田植えに夢中になっていました。小雨がぱらつく中での作業でしたが、およそ1時間半かけてすべての苗を植え終えました。 収穫は9月末ごろを予定していて、およそ4俵のもち米がとれる見込みです。長穂夢プラン実行委員会の廣林政憲さんは「みんなで親睦を図りながら、わいわいと笑いが飛び交うイベントとして田植えができてよかったです。地域の人たちと長く続けていきたいです」と話していました。6月に行われる長穂ホタル祭りでは、昨年度収穫したもち米を使用し、餅まきが行われるとのことです。
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