いっておかえり鹿野市が鹿野中心地で開かれ、天候には恵まれませんでしたが、子ども店員たちが元気に活躍しました。このイベントは、かつて旧山代街道沿いで開かれていた市を復活し、鹿野地域を広く発信していこうと、有志でつくる鹿野ブランド創出研究会が開くもので、今回で20回目です。地域の加工所やお店、高齢者生産活動センターなどが出店し、特産品や加工品の販売、和紙漉きや陶芸体験など様々な催しがありました。見どころは小学生の子ども店員です。地域と関わるコミスク活動の一環で、子どもたちが販売を手伝ったり、消臭剤づくりやおむすび販売など自ら企画したことを実践しました。「いらっしゃいませ!」という元気な声が街なかに響き、買い物客で賑わいました。鹿野ブランド創出研究会では、鹿野を有名にしていくために、これまで様々なガイドツアーや体験を企画して、交流人口と関係人口の増加を図ってきました。いっておかえり鹿野市もその一環で、継続的な取り組みとして発展させたいとしています。子どもたちは「楽しい。全部売りたい」と張り切っていました。鹿野ブランド創出研究会 洞崎伸治代表は「静かなこの町が他所から来る人で賑やかになることの地元の人の喜びが感じられるのが一番だと思います」と話していました。
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