平成29年度から休校になっている中須小学校。県道の拡張工事で校舎の一部が解体されることになっています。それを前に、現在の姿を見る最後の機会として校舎の見学会が行われました。中須小学校には職員室棟、教室棟、講堂の三つの建物があり、それぞれ建てられた年は違いますが、いずれも70年以上の歴史があります。県道8号徳山光線の拡張工事で教室棟の一部が取り壊されます。見学会は、校舎の見学を通して、思い出を振り返りながら、地域への愛着を深めてもらおうと、中須市民センターが開催しました。見学には地域に住む人や卒業生など130人を超える人が訪れました。教室や理科室、校長室などを自由に見て回ることができるほか、写真愛好家が撮影した中須小学校の写真の展示なども行われました。訪れた人は、廊下や教室を眺めたり、写真を撮ったりして当時を懐かしんでいました。旧友との再開を喜ぶ人達の姿も見られ、当時の思い出を振り返っていました。訪れた人は「当時はすごく広くて大きいと思っていたので、こんなに小さかったかな、狭かったかなと感じました。長い廊下の端から端まで雑巾がけをやらないといけなかった思い出があります」と話していました。県道の工事は、今年度中に遊具の撤去や樹木の伐採が行われる予定だということです。
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