ゲームを通してお金の使い方や投資について学びます。周南公立大学の学生が秋月小学校の6年生にオリジナルのゲーム「周南夢すごろく」を使った授業を行いました。秋月小学校を訪れたのは、周南公立大学 経済研究会 地域貢献サークルの10人です。学生が運営する子ども食堂の経験から、子どもたちへ金融リテラシー教育の必要性を感じ、すごろくを使ってお金について学ぶことができる授業を企画しました。「周南夢すごろく」には、市役所や動物園など、馴染みのある施設が登場し、働いて収入を得ることが出来ます。また、株式の簡易版である「商店街おうえんチケット」を購入し、投資を行うことも出来ます。すごろくの中には、お金のやり取りだけでなく、知識や経験としての「夢ポイント」がもらえるマスも設けられています。子どもたちは、それぞれの夢を思い描きすごろくに挑戦し、お金や経験が増えていくことを疑似体験しました。参加した児童は「勉強になったし、大人になって投資などをする機会があったら思い出して役立てたいです」と話していました。周南公立大学 経済研究会 地域貢献サークルの安田愛さんは「これから社会に出てお金を使う場面だったり、いろんな選択をする中で、今日の夢すごろくを思い出して、お金について学んで成長してほしいです」と話していました。夢を叶えるための手段として、お金との関わり方を学ぶ時間となりました。お金を通じて地域や社会とのつながりも学ぶ事のできる授業の様子でした。
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