徳山駅前賑わい交流施設で、子どもたちにクリエイティブな体験をしてもらおうと、クリエイティブキッズキャンプが開催され、多くの子どもたちで賑わいました。これは、プログラミングやロボット、デザイン、ものづくりを通して子どもたちの創造力や表現力を育むことを目的に2018年から開催されていて、今年で6回目を迎えます。会場では、周南のプログラミング教室の子どもたちが制作したオリジナルゲームを体験できるコーナーのほか、ものづくりを学べるワークショップも行われました。徳山工業高等専門学校 機械電子工学科の学生が講師を務める「消しゴムホルダーづくり」のワークショップでは3次元CADソフトと3Dプリンターを使って設計・造形の基礎を学ぶことができます。子どもたちは学生のアドバイスを受けながら、世界にひとつだけのオリジナル消しゴムホルダーを作っていました。中でもひときわ注目を集めていたのが、日本ゼオンによる「スーパーボールづくり」のワークショップです。子どもたちは、化学反応を利用してスーパーボールを作る過程を学び、硬さによって跳ね方が変化する様子に、驚いた表情を浮かべながら、その反発力を試していました。科学の面白さを肌で感じることができる貴重な体験となったようです。クリエイティブキャンプ実行委員会 斉藤寛和実行委員長は「将来自分がどういう道に進みたいかや、そのキャリアを作るきっかけとして色んな体験をしてもらいたいです」と話していました。
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