秋季中国地区高校野球山口県予選を兼ねた山口県スポーツ大会高校野球競技で5年ぶりの中国大会出場を決めた山口県桜ケ丘高校野球部。昨年、名将・江口監督を迎え新チームで臨む2年目で躍進しています。山口県桜ケ丘高校野球部は準々決勝では宇部工業を2-3。準決勝では夏の大会の山口県代表・高川学園を6-7、10回タイブレークで下しました。派手な選手はいませんが、チーム力、守って粘る桜ケ丘の野球で5年ぶり6回目の中国大会出場を決めました。宮里叶琉主将は「中国大会出場は通過点だったのでまずは達成できて嬉しいです。3回戦からは自分たちの野球ができたのでよかったです。決勝では、チャンスで打てなかったり、ピンチで守りきれなかったり、自分たちの甘さが出てしまったので改善していきたいです」と地区予選を振り返りました 。準々決勝も準決勝も接戦を繰り広げました。取られたら取りかえす!チーム一丸で接戦をものにしてきました。内野手の関永健介選手は「新チーム当初から『センバツ出場』という目標を掲げてきました。その一歩に大きく近づいたのでその流れに乗ってしっかり勝利していきたいです」と中国大会の目標を話しました。外野手の粟山龍翔選手は「チャンスの場面で一本打てて、守備でもチームの役に立つ守備ができてよかったです。中国地方の有名な選手と対戦して自分の実力がどこまで通用するか試して臨みたいです」と話していました。今大会では1回戦から準決勝まで1年生ピッチャーの小川選手が投げてきました。監督も信頼を寄せる期待のピッチャーです。小川叶希選手は「公式戦で緊張した部分もありましたが、自分の力を出せた大会でした。スライダーで打たせてアウトを取るスタイルができたので良かったです。中国大会で強い高校と当たると思いますが、今まで通りのピッチングをして、どんな高校が来ても自分が投げて勝たせるようなピッチングをしたいです」と話していました。宮里叶琉主将は「このチームは守備から攻撃につなげていく戦い方なので、守備をもっと強化していきたいです。明治神宮野球大会出場を目指しているので、まずは中国大会で1勝、そして優勝したいです」と意気込みを話していました。中国5県の16チームが頂点を目指す中国大会は10月24日から11月2日まで、下関市のユーピーアールスタジアムと山口市の山口マツダ西京きずなスタジアムで行われます。
【生中継】秋季中国地区高校野球大会【CCS 11チャンネル】
■大会日程
1回戦 10月24日(金)11:00
2回戦 10月25日(土)11:00
準々決勝 10月26日(日)11:00
準決勝 11月 1日(土)11:00
決勝 11月 2日(日)11:00
試合開始時間は変更になる場合があります
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