周南市和田地区で、「第4回 和田モルックの世界大会」が開かれ、地域の人たちが笑顔で白熱した戦いを繰り広げました。「モルック」とは、北欧・フィンランド発祥のスポーツで、木の棒(モルック)を投げて番号の書かれたピンを倒し、得点を競うもので、誰でも気軽に楽しめるのが特徴です。和田モルックは、和田地区の特産品の「和田丸太」と「シロスギ」を活用して地域の魅力を発信しようと、和田の里づくり推進協議会が企画したもので、「和田の世界観を感じてほしい」という思いから大会名を「和田モルックの世界大会」としています。最初に4つのブロックに分かれて予選が行われ、的を狙ってスティックを投げるたびに歓声と笑い声が上がり、会場は終始、和やかな雰囲気に包まれていました。決勝トーナメントでは子どもから大人まで夢中になってプレーを楽しみ、接戦の末に「ジンギスカン」チームが優勝。見事、今年の「和田モルックの世界チャンピオン」に輝きました。優勝したチームのメンバーは「この大会に出場したのは今回で2回目。去年は予選敗退で1勝もできませんでしたが、今年優勝しました」「来年出たらまた勝ちたいです」と喜んでいました。和田の里づくり推進協議会の佐藤貴志会長は「モルックは屋内でも外でも関係なく盛り上がって交流できる、初めて会った人が交流できるとてもいいスポーツ。これからも和田モルックの世界大会として長く続けていきたいです」と話していました。
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