周南、そして、山口が好きになる。

リニューアルにむけて 蒸気機関車D51の修復進む

2025.02.10

徳山動物園のシンボルの一つ蒸気機関車D51の修復作業が進んでいます。蒸気機関車D51は、1940年に製造され、岩徳線などの路線で走行したのち、1971年に当時の日本国有鉄道から徳山市に譲渡され、徳山動物園に展示されていました。2013年から始まった徳山動物園のリニューアル事業には、SLを生かしたエントランス広場の整備が盛り込まれていて、老朽化していた車両を修復し塗装を塗り替え、本来の姿に蘇らせる予定です。この日は塗装の剥ぎ取りを行った作業ヤードから、大型クレーンを使って南園のエントランスゾーンに移設が行われました。作業は関係者が見守る中慎重に進められました。エントランス広場は駅のプラットホームのように整備される予定で、間近でSLを観察できるほか、運転室にも入ることができます。SLは今年度内の修復完了を目指しています。徳山動物園では「歴史的、文化的に価値の高いSLの優美な姿を、多くの来園者に親しんでもらいたい」としています。


■ニュースを動画でご覧ください。


地域の情報などお寄せください。
ccstv@ccsnet.ne.jp