東京オリンピックの空手で銅メダルを獲得した荒賀龍太郎さんを招き、組手セミナーが行われました。これは、周南市スポーツ協会統合設立２０周年記念事業の一環として周南市空手道連盟が主催しました。講師となるのは、東京オリンピックの空手・男子組手７５ｋｇ級で銅メダルをはじめ、アジア大会や世界大会で金メダルを獲得した、荒賀龍太郎さんです。一流選手の技術、空手道に向き合う姿勢や心構えを学ぼうと市内から１０団体８３人が参加しました。手本を見た参加者は「目で追い付けないぐらい早くてかっこよかったです」と目を輝かせていました。参加者たちは多くのことを学ぼうと、荒賀さんの手本とアドバイスをもとに必死に練習に励んでいました。練習の最後には、この日に教わったことをもとに試合形式で組手を行いました。中には、自ら荒賀さんに組手を申し込む人もいました。荒賀さんと組手をした参加者は「突きが新幹線より早くてすごかったです」と話しました。荒賀龍太郎さんは「国際的に活躍する選手がどんどん出てきてくれるのが夢です。それぞれの目標に向かって色んなことを経験しながら成長していくのが楽しみです」と話しました。東京オリンピックで獲得した銅メダルも披露され、子どもから保護者までメダルに触らせてもらい、貴重な一日となりました。次回の２０周年記念事業は、１１月１０日にソウル五輪１００ｍ背泳ぎ金メダリストの鈴木大地さんによる講演会を予定しているとのことです。

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