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《絵手紙に真心を 鹿野ふれあい郵便》

2022.04.26

皆さんは「鹿野ふれあい郵便」をご存じですか?周南市でも特に少子高齢化が進む鹿野地区では、見守り、雪かき、配食、ふれあい郵便書き手ボランティア活動を通じて、地域を支える人材を育成し、地域福祉の向上を目指しています。

「鹿野ふれあい郵便」は小学生や中学生、書き手ボランティアによる絵手紙を1人、2人暮らしの高齢者のご家庭に配達しています。

私がお邪魔したこの日はボランティアの方々が周南市社会福祉協議会鹿野支部に集まり、教室の中央に置かれている花や柑橘、外の風景など思い思いの絵に心を込めて一言メッセージを書いていました。

どの作品も絵手紙を受け取った人に喜んでもらいたい、という暖かい気持ちで溢れています。また中には絵手紙を描くよりは写真!と写真を現像して裏面に手紙を書かれている方もいらっしゃいました。

聞けば写っているのは鹿野の弟見山、山頂付近にあるカタクリの花だそうで、もう山に登るのがしんどいな、という方にも是非今年のカタクリを見て欲しい、懐かしいと感じて欲しいという気持ちが込められているのだそうです。

さて見ているだけではなく私も絵手紙にチャレンジです。絵手紙同好会世話人の岩川さんに書き方を教わって絵手紙を描きます。

私はハガキに黄色い甘夏とオレンジ色の伊予柑を描きました。上手に描けないのは悲しいかなもう…なんとなくわかっていたので、せめて柑橘らしい爽やかさが伝わるようにと背景を薄く緑で塗ってみました。

コロナに負けず、これから来る暑い夏にも負けず、どうか元気でいてくださいねという気持ちを込めて「お元気で」と一言メッセージも添えました。周南市社会福祉協議会鹿野支部の金山さんは、現在44世帯に絵てがみを届けているが、実は対象世帯はこの3倍あり今後はせめて対象世帯の半分に絵手紙を届けたいと言われていました。そしてこの活動はこれからもまだまだ続けていくとのこと。私もこの素敵な活動が末永く続いて欲しいなと思います。

「鹿野ふれあい郵便」は書き手ボランティアを募集しています。詳しいお問い合せは周南市社会福祉協議会鹿野支部TEL0834-68-2998(担当:金山さん)までお願いします。

この記事の内容を番組でお伝えしています。

番組名 gyutto(ぎゅっと)

放送期間 4月25日(月)~5月1日(日)

放送時間 ①7時 ②12時 ③18時 ④20時30分

チャンネル 12

キャスター 井上華織 木村修太郎

制作 シティーケーブル周南 新周南新聞社 WAVE

取材依頼、地域の情報など気軽にお寄せください。

ccstv@ccsnet.ne.jp