「鹿野の風」プロジェクトは、鹿野地域の人口減少にブレーキをかけ、新しい希望の里を作りたいという思いで11年前から活動していて、現在は地域の価値を高め「鹿野に行ってみたい」「鹿野に関わってみたい」「鹿野に住んでみたい」と思ってもらえるように様々なイベントを行っています。
その他にも地域の店舗・事業所・空き地に雑木を植える活動をしていて、8年間で30ヶ所89本のコナラを植えました。
現在、「鹿野の風」プロジェクトは「里山オープンガーデンかの2022」を開催しています。こちらのイベントは、地域の価値を知ってもらおうと、鹿野地域の一般家庭21か所の庭を期間限定で一般開放し、鹿野の自然を堪能できます。
今回瀬来リポーターがお邪魔したのは「村上ガーデン」と「末田ガーデン」。
「村上ガーデン」では、スイセン、マリーゴールド、菜の花、チューリップなど様々な種類のお花が並び色鮮やかな風景が広がっています。
また「末田ガーデン」では、大きい庭石や池などすべてが手作りの和風庭園となっていて、地元の方が集まるカラオケルームや「いろりの舘」と名付けられたギャラリーのようなスペースも。それぞれの家庭の個性が光るガーデンを楽しむことが出来ます。
取材中も鹿野地域のみなさん温かく迎えてくださり、地域全体の人の温かさや自然の温もりも感じることが出来ました。
「鹿野の風」プロジェクト代表の福田清治さんに今後の展開をお聞きしました。「オープンガーデンは目的ではなくあくまでの過程の一つ。鹿野には高速道路があるので活用をし、最終的にはオープンガーデンと共に日本一のカフェの里を築きたい」と話していました。「里山オープンガーデンかの2022」は5月31日(火)まで開催中!詳しくは、「鹿野の風」プロジェクトのホームページをご覧ください。
※新型コロナウイスル感染症の影響で開催が中止となる場合があります。
※近隣の迷惑にならないようにご協力をお願いいたします。
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