鹿野地区は周南市の最北部、島根県との県境に位置する中国山地の西の端にある高原の町です。
今回はgyuttoアナウンサーの木村修太郎さんと私、井上華織が皆さんの大好きな「男はつらいよ」の寅さんと妹のさくらになりきって、若干の映画仕立てでその魅力をご紹介します。
まずは鹿野上の「ふる里マルシェかの」からスタートです。こちらは地元の野菜にお肉、特産品、そして水曜・土曜には浅本鮮魚店の鮮魚も並ぶ誰もが気軽に立ち寄ることのできる鹿野の活動拠点のひとつです。
更に今年の3月には食堂「か野.や」もオープンしたとのこと。折角ですので私たちは、か野.やお薦めのカレーうどんとミックスうどんを頂きました。「麺がモチモチして最高に美味しかったぜ」とはキムシューお兄ちゃんの言葉。因みにこちら「ふる里マルシェかの」では鹿野の地域を盛り上げたいとスタッフ一同、日々の業務を心を込めて頑張っていらっしゃるそうです。
さあそれではここでスタッフの方に質問です。「鹿野のホットスポットといえば?」質問の答えは…鹿野総合支所でした。
鹿野総合支所は地域政策課と産業土木課、市民福祉課を持つ、広く住民サービスを提供する場所。「何かお困りごとの際にはこちらにいらしてください。お力になりたいと思います」とは産業土木課主任の手嶋さん。
それではここで手嶋さんにクエスチョン。「鹿野のお薦めイベントといえば?」質問の答えは…「かくれがマルシェ」でした。
という訳でマルシェの運営に携わる岡崎さんにお話しをお伺いします。岡崎さん曰く、なんでもこのマルシェは鹿野の自然をまるごと感じることの出来るマルシェで、地図を頼りに鹿野を巡り、色んなお宝をゲットすることができるそうです。
それではここで岡崎さんにクエスチョン。「鹿野の美味しいものといえば?」質問の答えは…「周平堂の焼き立てカステラ」でした。
焼き立て?聞いたことがありません。カステラは大好きなんだけれど…、とそんな思いを胸に向かった周平堂では、なんと店主の若松さんが私たちのために「焼き立てカステラ」をご用意して下さっていました。
焼き立てカステラはふわふわで、小麦と卵の優しい甘い香りがします。そして昔ながらのカステラ感。これはもう誰が食べても素直に「美味しい」の一言が口から出る、そんな一品でした。
それではここで若松さんにもクエスチョン。「鹿野のお薦めスポットは?」質問の答えは…「山野草のエキ」でした。
山野草のエキは山野草が大好きだった伊藤芳高さんが自己所有の山に約17年の歳月をかけ作り出した山野草の森。生きた植物図鑑のようなこちらの森では四季折々に咲く多種多様な山野草を鑑賞することができ、愛好家の間でもかなりの人気を集めているようです。
現在、管理をされている福田さんにお話しを聞き、その後は恒例のクエスチョン。最後のクエスチョンは、家にいてもどこにいても鹿野を感じることが出来るようにとこちらの質問です。「鹿野のお土産といえば?」質問の答えは…「鹿野屋の冷凍めん」でした。
こちらの商品は鹿野の天然地下水と、厳選した小麦粉を使い、練りと熟成に時間をかけたもので、添加物は使用しておらず、うどん本来のコシと小麦粉の旨味を堪能できるのだとか。けれどこのうどん、本来は業務用らしくなかなか販売はされていないのだそう。そこを福田さんにぐいぐいと、でもお土産というからにはどこかで販売しているのでしょう?と質問すると…なんとふる里マルシェかので販売している、その中のお店でも食べることが出来るとのこと。
ん?んんん?それって…一番初めに私たちがお邪魔して…一番初めに食べたものですよね。(カレーうどん・ミックスうどんの麺がまさにそれ!)
「幸せの青い鳥は意外と近くにあったんだな。」とはキムシューお兄ちゃんの言葉。そうですね。幸せって案外近くにあるものなんですね。皆さん、是非、あなただけの幸せの青い鳥を探しに鹿野に足を運んでみてください。
(井上華織)
この記事の内容を番組でお伝えしています。
番組名 gyutto(ぎゅっと)
放送期間 8月29日(月)~9月4日(日)
放送時間 ①7時 ②12時 ③18時 ④20時30分
チャンネル 12
アナウンサー 井上華織 木村修太郎
制作 シティーケーブル周南 新周南新聞社 WAVE
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