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《なぎなたに挑戦 周南なぎなた連盟》

2022.11.09

「なぎなた」は由緒ある日本の武道のひとつです。平安時代に登場した武具ではありますが、江戸時代と明治以降は女性の武道として発展しました。また、現代のなぎなたは「新しいなぎなた」として学校体育にも採用され、男性にも普及し、日本の伝統文化として継承されています。

さて、キムシューと私が今回挑戦するのは「なぎなた」です。ご協力いただくのは周南なぎなた連盟の皆様。そしてご指導いただくのは、山口県なぎなた連盟理事長でもある田中のり子さんです。

基本の動きから学び、続いては基本打ちを。面の打ち方は小学生の荒井くんが一生懸命に教えてくれました。キムシュー、面打ちの筋がいいと褒められて、やる気満々です。

しかし続いて私たちがチャレンジするのは「打突」。打突を面や脛のほか咽喉に受けます。咽喉…俗にいう「突き」ですね。キムシュー…突きに対してはかなりテンションが下がった様子。そこで、ここは長所が「体が丈夫」の私が代わりにチャレンジ。田中さんの正確な突きが咽喉にあたります。はじめは恐々と受けていましたが、田中さんを信じて身体をしっかり構えることができると、突きがきちんと防具の真ん中にあたり、衝撃はあるもののそこまで痛くないことがわかりました。…なんだか強くなった気がします。(自画自賛)

続いてはいよいよ試合です。キムシューが突きを受けた私の代わりに、今度は男らしく試合にチャレンジしてくれました。まずは1試合目。成人男性との試合です。「キムシュー、やれば出来るなってところを見せます!」との意気込みを見せてくれましたが…残念ながらあっという間に「脛」を2本とられ撃沈。沈むキムシューに田中さんから優しいお声がけ。「小っちゃい子と(試合)やります?」キムシューが目を輝かせたのは言うまでもありません…が試合の結果は…どうなったのか、皆さん是非、YouTubeをご覧になってください。結局のところ…私達のなぎなたチャレンジは正直に言ってめちゃくちゃなものでしたが、キムシューはなぎなたの楽しさに目覚め、私はその奥深さに胸を打たれたのでした。周南なぎなた連盟は毎週月曜日と土曜日、学び・交流プラザにて活動しています。日本の武道であり、伝統文化でもあるなぎなたは生涯スポーツとしても楽しむことができます。興味のある方は足を運んで、奥深いなぎなたの世界にチャレンジしてみてください。

(井上華織)

この記事の内容を番組でお伝えしています。

番組名 これくと

放送期間 11月7日(月)~13日(日)

放送時間 ①7時 ②12時 ③18時 ④20時30分

チャンネル 12

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