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《消費生活センター出前トーク》 

2022.11.14

周南市では市民が市政に対する理解を深めるために、市職員が直接、私達市民のもとに出向き、市の施策や事業について分かりやすく説明し、意見交換などを行う「出前トーク」を行っています。

今回はその中の消費生活センターが行っている「ロールプレイングで学ぶ悪質商法」についてリポートしました。こちらは様々な題材をもとに、実際に問題が起こる場面を想定して参加者が役を演じ、セリフを読みながら問題点や対処法などを考えるもの。この日のロールプレイングのテーマは「点検商法」です。

私は80歳のはなさんに、キムシューは(悪質な)販売員の役になりきりました。内容は一人で留守番をしているはなさんのもとに、作業服を着た男が床下の無料点検にやってきて、無料点検だというのに何故だか高額の修理費を請求されてしまう、といったもの。

実際に演技をして、その場面・場面を味わうと、台本通りの演技をしなければなりませんが、あの時は本当はこう受け答えをすればよかったのに…等の気付きが生まれてきます。座学も勿論、勉強になりますが、このように体を使う学習方法だと面白くて通常より、より一層身に入ってくる感じもします。

出前トークの最後には消費生活センターの松原さんが、今回のポイントを教えて下さいました。点検商法から身を守るポイントは①すぐに決めない、必ず比べること。②いりません、と断る勇気。③困ったときは早めに家族をはじめ、民生委員、市役所の消費生活センターに連絡する、ということ。これから年末にかけてこういった点検商法や送り付け商法といった詐欺被害が多発する傾向にあるそうです。皆さん、しっかりと気をつけましょうね。尚、消費生活センターでは、市民の皆さんからの要望があれば、少人数でも講師を派遣して出前トークを開いてくださるそうです。地区の集会やいきいきサロンなどで是非ご活用くださいね。それにしてもキムシューの販売員…迫真の演技でした。ナレーションの戸倉さん、息子役の神田さん、そして松原さん、お疲れ様でした!

(井上華織)

この記事の内容を番組でお伝えしています。

番組名 これくと

放送期間 11月7日(月)~13日(日)

放送時間 ①7時 ②12時 ③18時 ④20時30分

チャンネル 12

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