昨年、光市から周南市五月町へ移転した「はんぷ工房 結」。
移転から半年が経過し、倉敷帆布を使った製品が増えるなど、益々サービスに磨きがかかっている。
生活支援員の赤星さんと職業指導員の田中さんに改めて結の魅力を伺った。
結は就労移行支援、就労定着支援、就労恵贈支援B型などの事業を展開する「夢わーくあけぼの」に併設されている障害福祉サービス施設。元は刺繍や裁縫などを得意とするメンバーで2006年に周南あけぼの園で立ち上げ、その後2012年6月に光あけぼの園へ、2022年10月にこちらに移転した。
メンバーの作るオリジナル刺繍のバッグやポーチなどは色彩やステッチが共に高い評価を得ており、世界に一つだけの商品として人気が高い。
提供する商品はバッグやポーチ、メンバーの描いた絵のシールが貼られたコーヒーや缶バッチ、髪留め、ポストカードなど様々。
中でもオススメは以前から人気のあった食パンの形をしたバックの新バージョン「食パンホルダー」と、色の組み合わせなどをオーダーすることが出来る「A4バイカラートート」。また商品購入者は店内にある手作りのガラポンを1回無料で回すことができ、メンバーからのメッセージと缶バッチなどのささやかなプレゼントを貰うことができる。
職業指導員の田中さんは「これからも結の商品を沢山の人に知ってもらえるように活動していきたい。今後もメンバーの皆さんが楽しく作業できるようにしていきたい」と話す。今年の11月には移転1周年を記念したイベントを予定。詳しくはFacebook「夢ワークあけぼの はんぷ工房結」で検索。
(井上華織)
夢ワークあけぼの(はんぷ工房結)
場所 周南市五月町6-25
電話 0834-33-8501
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