周南市和田の三作神楽保存会が、文化庁の定める令和６年度地域文化功労者表彰を受賞しました。全国各地で芸術文化の振興や文化財の保護、そして地域文化の振興に功績のあった９７の個人、団体が受賞し、山口県では萩市の写真家下瀬信雄さん、そして周南市から三作神楽保存会が受賞しました。保存会は昭和４５年に発足。平成１２年以降は国指定重要無形民俗文化財として、長年にわたって三作神楽の保存と継承に尽力してきました。今から１３００年以上前。和田三作地区に暮らしを脅かす疫病が流行り、大飢饉が訪れました。人々は疫病の終息と作物の実りを取り戻そうと、地元の神様に祈願しました。翌年、作物は再び実り病気も癒えたため、人々はそのお礼として、６年に１度、２３の神楽を奉納するようになったのが三作神楽の起源とされています。三作神楽保存会会長の佐藤貴志さんにお話を伺います。

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