周南市栗屋のボートレース徳山で「もったいないマーケット mizutama」が開催されました。これはmizutamaイベントの主催者三隅憲子さんが手掛けているもの。通常のmizutamaイベントでは多くの人が集まる場所に複数の店舗が出店するマルシェのような形をとっていますが、今回の「もったいないマーケット」は、昨今の物価高やSDGsなどの観点から、自分にとっていらないものでも、他の誰かの大切なものになればとの考えから企画され、この日は遊休品のフリーマーケットを主にハンドメイド作家の作品の販売、キッチンカーやワークショップなどおよそ60組が出店し、多いに会場を盛り上げました。出店者や来場者にお話を聞きましたが、リサイクルやリユースについて難しく考えるよりも前に、誰もがこのイベントを心から楽しんでいらっしゃって、SDGsでいうところの「持続可能な開発目標」というのは、こういった楽しむ気持ち、そしてまずは身近な所からという思いで始まるのではないか、と感じました。三隅さんは「mizutamaを発足した時からずっとこの周南地域を盛り上げていきたいと思っていた。皆さんに喜んでもらいたいという思いで10年近くイベントを続けてきたので今後はさらにお客様、出展者様の意見を反映させて多くの方に喜んでもらいたい」と笑顔で話されていましたよ。5月11日には周南市須々万本郷のふれあいの森なんでも工房で「森のmizutama」を開催されるとのこと。そんな三隅さんの企画するイベントについてはInstagramなどのSNSとブログでチェックすることができます。
(井上華織)
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