食品ロスについて考えてもらおうと徳山小学校の児童が酒蔵「はつもみぢ」の酒粕を使ったスイーツを開発・販売しています。販売されているのは酒粕パウンドケーキ、ぬれせんべい、チップスの3種類です。この日は、スイーツを開発した徳山小学校6年生の児童たちが店頭販売を行い、保護者や地域の人などで長蛇の列ができていました。徳山小学校6年生の児童たちは、総合的な学習の時間で「周南市のSDGsを考える」をテーマに学習しています。その中で食品ロス問題について多くの人に考えてもらおうと、昨年9月から酒粕を使ったスイーツ開発を始めました。児童自ら商品のターゲットを考えたり、酒粕の風味も感じられるように何度も試作品を繰り返して完成したスイーツ。パッケージやチラシはデザイナーからのアドバイスで特徴や思いが伝わることを意識しました。お客からは美味しいと好評で、6年生の清水美伶さんは「焼き加減が難しい。たくさん捨てられている酒粕でも美味しいと知ってもらいたい」と笑みを見せた。はつもみぢでのスイーツ販売は2月17日まで行われ、売上金は全て能登半島地震被災地への義援金に活用されます。
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