ふるさとの川を彩る戸田灯篭流しが夜市川の戸田柳橋周辺で行われた。戸田地区で100年以上続く伝統行事。地元の有志でつくる「戸田灯篭流しの会」が中心となって毎年開催している。会場周辺では飲み物やかき氷が振る舞われ、訪れた人達を喜ばせた。はじめに夜市川に作られた桟橋で、関係者が集まる中住職の読経が行われた。灯篭は地域の人達の協力で約250個が用意され、藤井市長や参加者によって次々と流された。夜市川の約250メートルを、灯りを揺らめかせながら1時間かけてゆっくり進んだ。戸田灯篭流しの会の徳重龍也会長は「コロナ禍で色んな行事が中止になった中で、この灯篭流しだけは続けてきた。これからずっと続けていけたら」と話す。穏やかに流れる夜市川。訪れた人達は灯篭の優しい灯りと幻想的な風景に見入っていた。
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