周南市社会福祉協議会が今年で設立２０周年を迎え、記念の式典が開かれた。同協議会は平成１５年の周南市誕生にあわせ、旧２市２町の社会福祉協議会が合併して設立された。式典には同協議会の職員や関係団体などおよそ１１０人が出席。佐原昌弘会長は挨拶で「地域社会の文化・慣習に適応するような協議会の活動にしなければ」と述べた。地域福祉に尽力した個人や団体の表彰式では合わせて７団体８７人が表彰された。設立20周年を記念して公募したマスコットキャラクターもお披露目された。デザインは市内の小学４年生から大学生を対象に募集した１８３点の中から、岐陽中学校３年生の河崎真奈さんの作品が採用された。「ふくちゃん」というピンク色のフクロウで、おなかに周南市の地図が描かれている。河崎さんは「ふくちゃんにみんなに幸せや愛を届けてほしい」と受賞を喜んだ。ふくちゃんは今後、同協議会の広報活動に役立てられる。

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