周南高校生写真大会2023が徳山駅周辺で開催された。戦後写真界に大きな足跡を残した写真家「林忠彦」の出身地であり、「写真のまち」を目指す周南市が高校生を対象に開いている。ふるさとの景色を高校生たちが撮影することで街の魅力を再発見し、ふるさとへの想いを深めてもらう。周南市、下松市・防府市から、5校7チーム23人が参加した。「心にとどめておきたいふるさとの風景」をテーマに、徳山駅から半径1km範囲で撮影した。熊毛北高校 Bチームは徳山小学校で開催された「中央地区大運動会」を発見し、子供から大人まで地域が一つになって楽しむ姿を切り撮った。撮影が終わったら写真を10枚まで選定し組写真を作成。その後、審査員に向けてプレゼンテーションが行われた。審査員には第31回林忠彦賞を受賞した新田樹さんも参加した。優勝は南陽工業高校で、作品のタイトルは「コマ割りの日常」。徳山駅周辺に住む人の生活や、何気ない日常を描いた。生徒たちは「組んだ時にどうなるかイメージするのが難しかった。写真部の活動に生かしていきたい」と笑顔を見せた。準優勝は下松高等学校チームA、優秀賞は熊毛北高等学校チームB。
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