毎年11月に行われている周南市の市民総合防災訓練が、キリンビバレッジ周南総合スポーツセンターで行われた。訓練は大雨で地盤が弱くなったところに最大震度5強の巨大地震が発生した想定。参加したのは周陽地区の住民や小中学生、周南公立大学の学生などおよそ1200人。消防隊員が火災が発生した建物で負傷した人を救助したが、地震で建物が倒壊していて車での搬送が難しく、ヘリコプターでの搬送を行う。海上保安庁の救助用ヘリコプターが負傷者を乗せ医療機関に向けて飛び立った。会場では80ミリの豪雨の体験や避難所で使用する段ボールの椅子づくりなどが行われた。その他負傷した足首を固定する方法や、心臓マッサージの仕方も指導された。避難所などでの炊き出しを想定し、周南市と防災協定を結んでいる周南料飲組合と周南西料飲組合が参加者にラーメンをふるまった。
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