大潮地区のホタルまつりが4年ぶりに開催され盛況だった。新型コロナウイルスの影響で3年間開催できなかったが、住民でつくる「大潮の里をまもる会」が企画し、久しぶりに賑わいが戻った。ステージが中心だった従来のまつりと異なり、旧大潮小学校の校舎と講堂を使ったマルシェやコンサートが開かれた。マルシェには県内からお菓子やパン、アクセサリー、雑貨など様々な出店があり、訪れた人は旧校舎の雰囲気を楽しみながら目当ての品を買い求めていた。運動場にはキッチンカーが並び、夕食を楽しむ人で賑わった。講堂では、周南市を拠点に活動する「みやぽんず」のコンサートが行われ、子ども向けのアニメソングからクラシックの名曲が披露された。観客は手拍子をしながら癒しのひと時を楽しんだ。今回マルシェやコンサートを主体にしたのは、近隣の鹿野地区で行われているマルシェイベントとコラボしたため。大潮の里をまもる会の石川光生会長は「会が高齢化する中で、新しい形で持続していきたい。マルシェ、コンサート、そして最後にホタルをゆっくり楽しんで」と話した。
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