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多彩な作品 芸術村で第16回アート祭

2023.11.16

向道湖ふるさと芸術村の第16回アート祭が開かれ、多彩な芸術作品が校舎を彩った。

向道湖ふるさと芸術村は平成13年に廃校になった旧向道中学校の跡地を利用したもので、平成17年に発足。主に北部地域の作家や市民が集って活動し、様々なジャンルの芸術作品を生み出している。

アート祭は、年に一度日ごろの成果を披露する場として利用者たちの目標になっている。写真、パッチワーク、竹細工、絵手紙など、教室ごとに異なる展示が楽しめる。

村長の高橋利裕さんは「利用者の皆さんが生花をあちこちに飾ってくれた。清掃もきれいで気持ちよくお客さんが来られると思います。自分たちの作品を見ていただこうという気持ちが強い。人数が減りつつある中、少人数で頑張った成果が出ている」と笑顔を見せる。

築78年の校舎はノスタルジーな雰囲気で作品を引き立てているが、維持するのは一苦労。天井が雨漏りしたり、床が抜けたりと、老朽化は隠せない。周囲の草刈りも大変な作業。これらは全て利用者の会費と努力で賄われている。「高齢化も進み、なんとか若い世代を増やして維持できるかが今後の課題。存続できるように頑張りたい」と高橋村長は話す。

向道湖ふるさと芸術村では現在、写真、パッチワーク、竹細工、絵手紙など7つの教室があり、講師の指導のもと生徒たちが作品制作に励んでいる。参加のお問合せは下記の電話番号まで。


向道湖ふるさと芸術村
【場所】周南市大道理1812
【電話】0834-88-2290


■特集を動画でご覧ください。


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