今年の春、周南市に映画館が復活します！オープンを前に、エントランスのリニューアルが行われました。２０年ぶりに営業を再開する映画館「シネマ・ヌーヴェル」。この日は、オープンを前に地域の小中学生４８人が、大学生や運営メンバーにサポートをうけながら、青や水色のペンキでエントランスの壁に模様を描きました。シネマ・ヌーヴェルは、県内初のミニシアターとして２００２年にオープンしましたが、近郊に大型映画館ができたことなどから２００５年に休館しました。その後は貸しホールとして運営されていましたが、有志の団体が「周南市の映画文化を絶やさない」という想いのもと、映画祭や映画監督を招いての講演会など、活動を続けてきました。そして、昨年の９月、シネマ・ヌーヴェルを運営する「毎日興業株式会社」が映画館の再開を決めました。今後は映画の上映やワークショップ、講演会やコンサートなど幅広い分野で活用できる新しいコミュニティスペースを目指します。シネマ・ヌーヴェル運営協議会の大橋広宣代表は「今日参加してくれた子どもたちが、これからも周南徳山にある映画館に来て映画を愛して、楽しんでもらいたいです」と話していました。

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