土井にある1823年創業の酒蔵中島屋酒造場が製造する日本酒が、フランスの日本酒コンクールで金賞を受賞した。周南市役所を訪れたのは同社代表取締役の中村信博さん。Kura Masterは2017から開催されているフランス人のための日本酒コンクール。今年5月にパリ市内で開かれた審査会には、純米酒部門、サケ スパーリング部門など5つの部門に、およそ1100点の銘柄が出品された。審査員は五つ星レストランのトップソムリエやミシュランで星を獲得しているレストラン関係者、ワインジャーナリストなど。中島屋酒造場はクラシック酛部門でカネナカ生酛純米超辛口が金賞を受賞した。2年ぶり2度目の受賞。同商品は昔からの醸造法にこだわり、奥行きがありつつ切れ味が良い風味が特長。同部門には26銘柄が選ばれた。中村信博さんは「弊社の中では一番の辛口。海外でどう評価されるか不安だった。味のキレや深みで評価されたと思う。色々と製造計画を立てているので、今までやったことのないチャレンジをしていきたい」と意気込んだ。

---

■ニュースを動画でご覧ください。

---

地域の情報などお寄せください。
ccstv@ccsnet.ne.jp