１３年の歴史に幕が下ろされた。徳山駅前周辺を会場に漫画やアニメなどのサブカルチャーをテーマにしたイベント「萌えサミット」が開催された。

このイベントは、サブカルチャーで地域活性化を図ろうと毎年この時期に開催されてきた。県内最大級のアニメやゲームなどの祭典。１３年目となる今回で最後の開催となり、コスプレーヤーやアニメ、ゲームなどの愛好家で賑わった。

オープニングではイベントの公式キャラクター「まわりみなみ」と「くだりまつ」がテーマソングに合わせてダンスを披露した。

駅前周辺にはアニメやゲームのキャラクターに扮したコスプレーヤーが集い、ポーズをとったり撮影に応じたりした。

アニメキャラクターなどを車体にラッピングした痛車やプラモデルの展示のほか、声優のトークショーやご当地アイドルのライブなども行われ、駅前一帯がサブカルチャー一色に染まり、およそ1万人で賑わった。

萌えサミット実行委員会今治総一郎代表は「サブカルチャーでの街づくりの土台づくりをしたいと思ってきた。１３年でひとつの役割を果たせたと感じる」と感慨深そうだった。萌えサミットは「新世紀エヴァンゲリオン」のアニメーター貞本義行さんが周南市出身であることにちなみ、２０１１年に始まった。

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