中国地方郵便局長協会周防西部地区会から特別養護老人ホーム友愛園へ車椅子３台が寄贈された。友愛園を訪れたのは同会の福田信一郎会長ら３人。福田会長から友愛園の田中竜太施設長に目録が手渡された。同会では公益事業の一環で毎年奉仕活動を行っていて、これまでも福祉施設などに車椅子や軽自動車を贈呈。友愛園への寄贈は初めてで、車椅子３台はおよそ３０万円相当。園の利用者は９０人で、ほとんどが車椅子を必要としている。新しい車椅子に腰掛けたお年寄りは「乗り心地が良い。使わせて頂きます」と笑顔を見せた。福田会長は「素敵な笑顔を見せて頂いて、贈呈してよかったと感じた。外に出る楽しさを感じるきっかけにしてもらい、自然にふれて長寿を全うして頂きたい」と話した。車椅子はベッドから移動しやすい多機能タイプで、歩行が困難な利用者の生活の支えとして活躍する。

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